美しい瀬戸内海に浮かぶ島々
どこに行くのも便利なコンパクトな街
山や川もあり自然豊かな里
香川県は、日本一面積が狭いですが、良いところがギュッと詰まっています。
県外から移住された方々からは、コンパクトで暮らしやすいという言葉をよく聞きます。
都会のような渋滞もない。
満員電車に詰め込まれることもない。
子供を連れて遊びに行く公園もたくさんある。
田舎といえど、大型のショッピングモールはあちこちにあり、
週末は家族連れで賑わっている。
私たちのまちは、とても豊かな街です。
ところが、人口減少や少子高齢化問題で、人がだんだん減ったり、働く人も減ったりして経済が衰えてきています。
圏域(高松市、東かがわ市、さぬき市、、、、)の総人口は、
平成12年が60.7万人でピークでした。
総務省の調査では、なんと、今から4年後はピーク時から4万人も減ってしまうという見通しなのです。
そして、今から約20年後には、ピーク時から11.7万人も減ってしまうのです。
少ないだけでも大変なことなのに、働ける年齢の人口だけで13.4万人も減るのです。
計算が合って無いのではなく、お年寄りは逆に増加していきます。
働く人が減ってしまうと、企業も弱くなってしまいますし、サービスを提供することができなくなって不便になってしまうどころか、お年寄りを支えることもできなくなってしまいます。
こういったことが予測できているのに、何もせずにいるわけにはいきません。
国や圏域が力を合わせて快適な暮らしを営んでいけるような対策を実施しています。
それが、「瀬戸・高松広域連携中枢都市圏」です。
そのために様々なことに取り組んでいます。
経済成長のけん引のために、企業の経営強化や農作物のブランド化、海外からの観光客増加
医療水準を充実させるために新しい病院をつくる
便利な公共交通サービスの充実
こどもたちのために、体験施設を作ったり、地域のプロスポーツ観戦の機会をつくる
などなど、企業が人をどんどん採用できるように、移住者が望んで来てもらえるように、安心して子どもを生み育てられるような「まち」に育てていくことを3市5町が協力しあって目指しています。
これからのコラムでは、具体的な取組を紹介していきます。
圏域の取組の詳しい情報は「こちら」をご覧ください。